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信越病院BLOG

2014/11/18

ケアとキュア

 先日出張で出かけた際上司である事務長と〝今度京都に行ったら寺をめぐる〟という話になった。事務長曰く、年をとるとそういうのに興味が湧くという。
 次いで、あっちの世界が近くなるとみんなそうなる。(のだそうです)そこは笑っておくしかない・・・。

 T自身半生を迎えおめでたいお話よりお別れの数が多くなっている。
 先日興味深い話を聞いた。ケア(支える)とキュア(治す・治療する)の違いから死について病院から発信しているという取り組み。

 一般的な認識として、病院=キュアの色が濃いわけですが、これから医療の役割はしっかり区分されキュアとケアのどちらかが主となる形になっていくことになります。今後を見通すとケアを提供する場が不足することが既に予想されているようです。

 そんな中、ケアの観点からその病院では、死をタブー視しない、公演を通じ〝死生観〟について住民に問いかける取り組みを行っています。
 あなたはどこで、どのように最期を迎えたいですか?
 どこで(自宅・病院・施設・その他)
 どんな病気(ガン・心筋梗塞・脳卒中・老衰・その他)
 
 これにより自宅での看取りを希望する方が増えたというものでした。
 国では医療施設に関して終の棲家ではなく基本的にはキュアが大前提という考えです。(現在の医療提供体制からしてもそう)したがって早くから住民の理解を深めて地域包括ケアとしての道筋を建てているといったことも窺えます。

 死生観についてはいろいろな想いや考えがあるのでどれが正解というものは無いわけですが、どうしたいのかを自分自身で考える事、身近な誰かに伝える事って大切だなと思いました。

 では今日はこのあたりで・・・


総務係T
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